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トラベル2026.08.12 公開

『けいおん!』聖地巡礼スポット7選|滋賀・豊郷小学校(桜が丘高校のモデル)を徹底解説

白亜の校舎で“放課後ティータイム”の世界へ。滋賀・豊郷から京都の通学路まで巡る

『けいおん!』聖地巡礼スポット7選|滋賀・豊郷小学校(桜が丘高校のモデル)を徹底解説

白亜の校舎で“放課後ティータイム”の世界へ。滋賀・豊郷から京都の通学路まで巡る

2009年に放送され、日本の聖地巡礼ブームを牽引したアニメ『けいおん!』。放課後ティータイム(放ティ)の5人が過ごした桜が丘高校の校舎には、実在するモデルがあります。それが、滋賀県犬上郡豊郷町にある「豊郷小学校旧校舎群」です。

この記事では、桜が丘高校のモデルとなった豊郷小学校旧校舎群の聖地スポットを7か所に厳選してご紹介。正面玄関から放ティの部室、名物の「うさぎとかめの階段」まで、作品の世界をそのまま歩ける巡礼ルートもあわせて解説します。さらに、唯たちの通学路や修学旅行の舞台となった京都の聖地も紹介します。

白亜の校舎で軽音部の一員になった気分を味わいに——。放課後ティータイムの世界へ、小さな旅に出かけてみませんか?

『けいおん!』とは?あらすじと見どころ

『けいおん!』は、かきふらいの4コマ漫画を原作に、京都アニメーションが制作したテレビアニメです。2009年に第1期、2010年に第2期『けいおん!!』が放送され、劇場版も公開。ゆるやかな日常と本格的なバンド描写を両立させた作風で、放送当時から社会現象的な人気を集めました。

物語は、高校入学初日に入る部活を決めかねていた平沢唯が、廃部寸前の「軽音部」に入部するところから始まります。澪、律、紬、そして後輩の梓(あずにゃん)が加わり、5人組バンド「放課後ティータイム」として、練習にお茶会に、かけがえのない高校生活を送っていきます。

見どころは、何気ない部室でのやりとりや、ライブに向けて少しずつ成長していく姿。ティータイムの穏やかな時間と、ステージで輝く瞬間の対比が、多くのファンの心をつかみました。そして舞台となった風景が実在することが、作品を「会いに行ける物語」にしています。作品全体のロケ地一覧は、『けいおん!』の作品ページでも確認できます。

【『けいおん!』の聖地】桜が丘高校のモデル・豊郷小学校旧校舎群

桜が丘高校のモデルとなった豊郷小学校旧校舎群は、1937年(昭和12年)、近江商人で商社「丸紅」の専務を務めた古川鉄治郎の寄付により、建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計で建てられました。「白亜の教育殿堂」「東洋一の小学校」と称され、2013年には国の登録有形文化財に登録。現在は町立図書館などを含む複合施設として保存され、館内は自由に見学できます。

正面玄関(桜が丘高校の校舎の顔)

放課後ティータイムが通う桜が丘高校の校舎の外観・正面玄関のモデルが、この旧校舎群です。ヴォーリズ建築らしい左右対称の白い外観は、作中の学園の世界を象徴する一枚。まずは玄関前で、唯たちが毎朝くぐった校舎を見上げてみましょう。

住所:滋賀県犬上郡豊郷町石畑518
アクセス:近江鉄道本線「豊郷駅」から徒歩10分
ロケ地ページ(正面玄関)

放課後ティータイムの部室(音楽準備室)

作中でもっとも登場回数が多いのが、放課後ティータイムが集う軽音部の部室。そのモデルが、旧校舎の「音楽準備室」です。ティーセットを囲んでお茶を楽しむ、あの部室の空気がそのまま残されています。館内でも屈指の人気スポットで、黒板への書き込みが許可されているのもこの部室だけ(他の教室は不可)。ファンの思いが綴られた黒板は必見です。

住所:滋賀県犬上郡豊郷町石畑518(旧校舎内 音楽準備室)
アクセス:近江鉄道本線「豊郷駅」から徒歩10分
ロケ地ページ(部室)

うさぎとかめの階段

旧校舎の階段の手すりには、「うさぎとかめ」の童話をモチーフにしたブロンズ像が段ごとに並びます。この名物階段は作中にもたびたび登場し、豊郷小学校を象徴するスポットのひとつ。登り口から見上げると、うさぎとかめが少しずつ駆け上がっていく仕掛けになっています。

住所:滋賀県犬上郡豊郷町石畑518(旧校舎内)
アクセス:近江鉄道本線「豊郷駅」から徒歩10分
ロケ地ページ(うさぎとかめの階段)

講堂(ライブシーンの舞台)

軽音部のライブなど、作中の印象的な場面のモデルとなったのが講堂です。木の温もりが残るレトロな空間で、ステージに立てば放課後ティータイムのライブを追体験できます。特別上映会やイベントの会場として使われることもあります。

住所:滋賀県犬上郡豊郷町石畑518(旧校舎内)
アクセス:近江鉄道本線「豊郷駅」から徒歩10分
ロケ地ページ(講堂)

中庭

旧校舎に囲まれた中庭も、桜が丘高校の学園生活を彩る風景のモデルのひとつです。校舎の窓越しに見える中庭の緑は、日常シーンの何気ない背景として作品に息づいています。散策の途中でひと息つける場所です。

住所:滋賀県犬上郡豊郷町石畑518(旧校舎内)
アクセス:近江鉄道本線「豊郷駅」から徒歩10分
ロケ地ページ(中庭)

酬徳記念館(グッズと展示)

旧校舎群の一角にある酬徳記念館には、放課後ティータイムのグッズ売店と展示スペースがあります。Tシャツ・缶バッジ・アクリルスタンドなどのオリジナルグッズが並び、ここでしか手に入らない限定品も。豊郷町の観光案内も設置されているので、巡礼の起点として立ち寄るのがおすすめです。

住所:滋賀県犬上郡豊郷町石畑518(旧校舎群内)
営業時間:校舎の開館時間に準ずる(10:00〜17:00 目安)

うさかめカフェ

館内では、作品にちなんだ「うさかめカフェ」が不定期で営業し、軽食やドリンク、限定メニューを楽しめます。巡礼の合間にひと休みしながら、放課後ティータイムのお茶会気分を味わえる空間です。営業日が限られるため、訪問前に公式情報の確認を。

住所:滋賀県犬上郡豊郷町石畑518(旧校舎群内)
営業時間:土日祝を中心に不定期営業(要事前確認)

豊郷小学校旧校舎群のアクセス・見学情報

聖地巡礼の拠点となる豊郷小学校旧校舎群の基本情報をまとめます。入館は無料で、館内は自由に見学できます。

住所:滋賀県犬上郡豊郷町石畑518
開館時間:10:00〜17:00(2026年4月から変更)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
入館料:無料
駐車場:約100台(無料)
アクセス:近江鉄道本線「豊郷駅」から徒歩10分/車の場合は湖東三山スマートICから約10分
問い合わせ:豊郷町観光協会(0749-35-3737)

近江鉄道は、JR琵琶湖線の米原駅・彦根駅から乗り換えできます。車の場合も駐車場が無料なので、気軽に訪れられるのが魅力です。

あわせて巡りたい京都の聖地(通学路・修学旅行編)

豊郷小学校が「学校」の舞台であるのに対し、京都は唯たちの「通学路」や「日常風景」「修学旅行」の舞台になっています。京都市左京区の叡山電鉄沿線に聖地が集中しているのが特徴です。

唯の通学路のモデルとされる修学院駅周辺や、作中に何度も登場する松ヶ﨑橋、ギー太(唯のギター)と出会った楽器店のモデル「JEUGIA 三条本店 Stage」、寄り道先として描かれた寺町京極商店街などが定番。第1期オープニングに登場する南禅寺の水路閣は、観光名所としても人気です。第2期の修学旅行編では、京都駅・金閣寺・北野天満宮・嵐山(渡月橋)といった王道の観光地も舞台になりました。

滋賀と京都をあわせて巡ると、桜が丘高校の学園生活と、唯たちの日常の両方を体感できます。

『けいおん!』おすすめ巡礼ルート(豊郷→京都 1日モデルコース)

効率よく巡るなら、午前に滋賀・豊郷、午後に京都の順がおすすめです。

まずは開館に合わせて豊郷小学校旧校舎群へ。正面玄関から始めて、部室(音楽準備室)、うさぎとかめの階段、講堂、中庭とじっくり館内を巡り、酬徳記念館でグッズを選びます。写真をたくさん撮るなら2時間ほど見ておくと安心です。

昼前に豊郷を出発し、近江鉄道→JR→叡山電鉄で京都・出町柳方面へ(車なら約40分、電車なら約1時間)。午後は叡山電鉄の1日乗車券を使い、修学院駅周辺の通学路や松ヶ﨑橋、南禅寺の水路閣などを巡ります。京都は観光スポットも多いので、修学旅行編の金閣寺や嵐山まで足を延ばすなら1泊2日でゆっくり回るのもおすすめです。

豊郷小学校は月曜が休館(祝日の場合は翌日)なので、日程を組む際は月曜を避けましょう。桜の春と紅葉の秋がベストシーズンです。

まとめ

『けいおん!』の聖地巡礼は、放課後ティータイムの世界に自分が溶け込む特別な体験です。白亜の校舎で部室を目の前にすれば、まるで軽音部の一員になったような気持ちになれるはず。豊郷小学校旧校舎群は住宅地に隣接し、図書館などを併設する現役の公共施設でもあります。黒板への書き込みは部室のみ、館内は静かに、路上駐車は避けて指定駐車場へ——マナーを守って、みんなが気持ちよく過ごせる巡礼を楽しみましょう。

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